鈴鹿は雨8hソロ、結果は2位でした。悔しい部分も有りますが表彰台に乗れた事は素直に嬉しいです!いつ結果を出すのかと言われ続けてやっとこさなので^ ^
さて、備忘録を兼ねた振り返りを。
前日 AM 回復走 1時間 144w
レース前に血液をグルグルさせておくのが目的なので強度は〜144w。明日のレース展開などに思いを巡らせながらじんわり汗をかいて終わり。
あとやる事と言えば…そうカーボローディングですね。当然ですが王将ですね!餃子は野菜、炒飯飲み物、焼うどんが主食。嘘です…全部炭水化物。これを普段食べる人は何でカロリー消費してるのかな(´⊙ω⊙`)
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キティーからくまモンへ。熊本も一度訪れてみたい場所の1つ。阿蘇辺りをのんびりサイクリングすると気持ちいいだろうな。 レースに向けた準備も余念無く。クリートがもげかけていたので新品に交換しておく(レース中ホールド感がまるで違い交換して正解だった。)
7時前に帰宅しパスタを多めに食べてローディング完了、10時過ぎには就寝した。
鈴鹿当日
4時起床、お股にたっぷりのワセリン、大きな筋肉を中心にホットクリームを塗り込んでおく。MSJジャージを身に纏い4時半出発で典さんピックアップして鈴鹿へ。
レース開始は8時なので5時過ぎからおにぎりを中心に食べる。大便の気配は…無い(レース開始まで出る事は無かった)。典さんが握ってくれたおにぎりの具には古川さんから貰ったシソの実の佃煮もありとても美味しい^ ^コンビニのおにぎりではやっぱりダメだなと。
会場近くの駐車場に6時着でレース準備。天気は晴天で寒くは無くて寧ろ熱くなることに不安を感じるくらい。
【備忘録】体重60kg(早朝)
・ホイールはジャイアントのカーボンクリンチャーで空気圧は8気圧
・補給 羊羹10本、フラスコ2本、クリームパン小×5、2RUN1袋
・水分 ロングボトルとミドルボトル(中身はポカリとアミノバリュ)
シケインの所に陣取りしレースウエアに着替える。ヴェロトーゼを履きにかかるも左脚側がまさかの破れ…片方だけも情けないので右は急いでハサミでカット。シューズカバー無しで出走することに。小便を済ませてスタートラインへ。到着するとほぼ最後尾(またか)…亮さんの教え通りコース脇を通り、知り合いがいたフリをして前の方へグリグリとバイクをねじ込み位置どり完了。いざスタートへ。
鈴鹿8hソロ 54周回 316km
スタートし落ち着いて前へ上がっているとシケイン抜けた後の直線で落車発生。転んだ人達のバイクが路肩に散らばり草むらに逃げた僕の方へ…終わったかと思ったけど何とか抜けれて集団復帰。集団は落ち着くかと思いきや自脚の無い選手が中切れする事が頻発しブリッジを余儀なくされたりと忙しく疲れる。ようやく集団前方に構えて序盤の周回を淡々と重ねていく。ペースは例年に比べて格段に速く、7分台の周回もチラホラあったらしい。このペースでずっと行くのかと思うととても最後まで行けそうに無い…でもどうしても付いて行けない訳ではなくひたすら我慢する。
我慢、我慢、我慢して集団に食らいついているだけでライバルは落ちて行く。3時間過ぎた辺りでマトリックスの選手が同一集団に3人しか8hソロの選手は居ないと教えてくれる。この時点で3位以内は確定したが、あくまで1位を目指して我慢。4時間を超えたところで3位の選手がドロップ。2位以上が現実的になってくる。ここで1位になった選手と話してみる。たわいもない冗談の中にもお互いを観察しているのは丸分かり。4時間過ぎになると集団は数を減らし全員がローテしながらの展開に。チームエンデューロの選手とのローテは本当にキツくて…しかし先にドロップするわけにはいかない。ライバルの先頭交代を観察すると余裕がある様子、一方僕は脚がかなり重くなって来た。
集団最後尾まで下がるとサポート選手の筧五郎さんがいて、お水と補給を駄目元でお願いしてみる。すると仕方ないなぁと補給をして頂き回復する事を祈って腹に入れる。5時間くらいまでは何とか誤魔化したせた。
その時が来た…ホームストレートでチームエンデューロ組が上げる…ほぼ最後尾をヒラヒラしていた僕のとこにも直ぐに波が来る。この波に乗らないと遅れる!腰を上げて踏むけど動けず…前の選手との差が1メートル、また1メートルと離れる…シケイン抜けた立ち上がりでノックアウト(*´ー`*)1位の選手はキッチリ対応して付いていった…
さあこの後2時間45分は3位に追いつかれないためのレース。全く目的が違うレースが始まった訳で、例えるなれば「お仕置きローラー」もしくは「業務」といった感じ。サポートで来てくれている典さんから2位だと毎周回教えてもらう。3位の選手との差は最大15分程、しかし出がらしで走っていると最小10分程に縮まり、典さんから喝を貰う。
でも、もう笑うことしか出来ない。スカート履いた女の子に登りで抜かれるし、2位と典さんが叫んだ時に横にいたおじ様には「2位なのにそんなに遅いの?」と言われたり(´⊙ω⊙`)
業務的に時間を消化していくと前方に3位の選手発見。声をかけるとどうやらハンガーノックに陥ったようで補給を下さいと懇願される。お互いの2位、3位は確定しているので羊羹2本、ボトルの残りを与えてみる。残り30分と彼と話しながら。何と中学三年生で一昨年、去年と連続2位、そしてジュニアのチャンピオンだと判明。フランスやタイへの自転車武者修行の機会も得ているのだとか。でも迷っているみたいで、「大人になるとお金は有るけど時間が無くなるよ」とアドバイスしておいた。
よく話す子であっという間にゴールが来た。彼と握手してゴールラインを跨ぐ。
これまでに無い感情が込み上げて来てじんわり涙が出て来る。甘ったれだけど2位が嬉しい。トレーニング仲間がどんどん結果を出して、自分だけ取り残された様に感じて焦っていたし、ようやく僕にも順番が回って来たのだと。
ゴール後に典さんとひとしきり喜んだあとはどっと疲れが来てへたり込んだり。荷物しまって表彰式に。
表彰台なんて初めてなのでキョロキョロとしてまうのが痛いけれど眺め良かったな。1番高い所からの眺めはきっともっと良いのだろうなぁ〜いつか立ちます。
という訳でした。
会場でお祝いの言葉を頂いたり、SNSで沢山の方から祝ってもらいとっても嬉しい大会になりました。本当にありがとうございます!
しばらくはまったり、しかし来シーズンへ向けてまた努力するので引き続きの応援よろしくお願いします(*´ー`*)
反省点なと細かい事は後日記載予定。